一億万個の地雷
戦争で効果的なのは相手を殺すことじゃなく、敵を傷つけること。
そう教わった。
敵を殺してしまったら相手に与えるダメージはひとり。
相手を傷つけた場合、相手に与えるダメージはひとり以上。
というのも、負傷した兵士は戦力から外れるからマイナス1。
さらに、その負傷した兵士の介助に必要な兵士でマイナス1以上。
ということで、殺すより負傷させた方が戦争では正解なのです。
こんな方式、数学では教わった記憶はないけれど。
地雷は相手を負傷させるのに効果的な武器なのです。
そして、一度設置してしまえば放っておいてもいい武器なのです。
日本はオタワ条約に批准しているから自衛隊の持っている地雷を全部壊したけれど、
世界中には一億万個以上の地雷が埋められている。
そして、地雷を撤去する一方で新たに埋められる地雷がある。
なんなんだろう。この矛盾した世界は。